多目的広場に対する市議会での発言状況
多目的広場に対する市議会での発言状況
ここ数年前より、佐倉市議会ではこの多目的広場に対する数々の質疑応答があり、市長からは「暫定的に多目的広場として長年に渡り利用されてきたが、佐倉市全体に利する利用方法を考えなければならない時期に来ている」として、この広場の利用方法が論議されています。
そして昨年(2026年)12月に、市の執行部から ❝広場の一部売却も含めて広く検討する❝ との答弁がありました。
私たちは、この様な市民生活に大きな影響を与える場所が、私たちの知らない処で検討され、知らないうちに決められていくことは問題であると考え、広場に関する検討内容の公開を求めて請願書を提出するなど市へ働きかけを行ってきました。
市執行部(魅力推進部)の最新発言
本年(令和8年)6月市議会での一般質問で「西志津スポーツ等多目的広場」の今後の利用方法に関する質疑応答があり、市の執行部から下記の様な回答がありました。
「広場の利用方法は何ら方針が決まったものは無く、この一年間をかけて広場の利用実態を調査の上、佐倉市民全体に広場の利用方法に関するアンケートを取る」と執行部長の答弁がありました。
一見、私たちが求めていた「検討内容を市民に知らせ、市民と協働で広場の将来を検討して欲しい」との求めに応じたようにも見えます。
しかし、議員質問の中にあった「地域住民への説明と協議」に対しても、執行部の答弁は、「周辺住民や利用者との協議」では無く、「佐倉市民全体にアンケート」と答弁されております。実際に利用されている地域住民や利用者の声を聴くことには触れられませんでした。
皆さんが自身で判断頂けるように、西志津スポーツ等多目的広場に関する質疑応答内容を、【令和8年6月定例会議】に掲載しました。皆さんはどのように感じられるでしょうか? 下記をクリックして一読ください(正式な議事録が未だ公示されていない為、市議会の録画中継より文字起こしした議事録を掲載しております)。
なぜ私たちが多目的広場の危機と感じたのか?
昨年(2025年)11月の定例議会において、「多目的広場の一部を住宅用地として売却する」ことが提案され、市執行部の答弁は「多目的広場の一部売却も含めてあらゆる方向性を検討する」と発言されました。
その答弁を市議会の正式議事録から転載いたします。
2025年12月1日
10番(さくら会・密本成章)
(略)次に、西志津スポーツ等多目的施設用地について伺います。当用地については、これまでも同僚議員が質問しており、市長から、当用地の暫定利用が市全体の市民サービスに資するものか判断する時期に来ていると考えているので、今後の在り方について検討していくと答弁がありました。当用地は、周辺住民を中心に利用されておりますが、数百メートル離れた場所には南志津公園という大きな公園があります(*1)。また、2028年度末までに成田空港が拡張される計画であり、今後は鉄道沿線の住宅需要が高まることが想定されます。こうした状況を踏まえますと、今後の利活用案の一つとして、一部を売却し、住環境として整備することが佐倉市にとってプラスになるのではないかと考えております。当用地の今後の在り方については、今年度から新たに設置された公有財産等利活用推進会議の中で検討されていることと思いますが、どのような検討をされているのか伺います。
◎魅力推進部長(鈴木研悟)
答えいたします。
今年度から全庁的かつ長期的な視点に立った公有財産等の利活用を図ることを目的として、部長級職員を中心とした公有財産等利活用推進会議が設置され、西志津スポーツ等多目的施設用地につきましてもその会議の中で検討することとなりました。その推進会議では、当用地については、その会議の下部組織である課長級職員を中心とした検討会議及び担当職員を中心とした作業部会を設置し、現在課題の洗い出し等を行っているところでございます。今後の方向性につきましては、議員ご提案の一部売却も活用方法案の一つとして検討してまいります。会議の中では、あらゆる可能性を想定いたしまして、佐倉市全体にとってプラスとなるよう、今後の検討を進めてまいりたいと考えております。なお、検討を進めるに当たっては、適宜検討内容を市民の皆様に周知し、広くご意見を伺う仕組みなども含め、適切に対応方針を決定してまいります。
以上でございます。
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注記:近くに大きな南志津公園があると言われていますが、この公園は、調整池です。降雨時浸水することから、雨天及び降雨が予想される場合の利用はできません。また、降雨直後に天候が回復した場合につきましても、急な増水により浸水する恐れがあり、危険な為、多目的広場の代替地にはなりえません。承知したうえで発言されているのでしょうか?
西志津スポーツ等多目的施設(多目的広場)に関する市議会での質疑応答は3年前から始まっており、その議会の経過から、この広場の将来に危機感を感じました。
過去の議会発言を時系列にまとめました。
年度 議会での多目的広場の扱い
平成12年(2000)土地整備公団から約31億円で取得
令和2年(2020) ほぼ議論なし
令和3年(2021) 市有地・施設一般論の中で間接的
令和4年(2022) 個別テーマとしてはほぼ未登場
令和5年(2023) 初めて明確に多目的広場の個別質疑が増加
令和6年(2024) 暫定利用見直しが主要テーマに
令和7年(2025) 売却を含む検討が議会で明確化(上記の通り)
西志津スポーツ等多目的広場は
約20年以上「問題化せず利用」
3年前の令和5年頃から急に議会テーマ化し、暫定利用中とされました。これは、利用実態が変わったのではなく、市の資産管理方針の見直しによる影響と考えられます。
具体的な西志津スポーツ等多目的広場に関する質疑応答リスト
以下は 過去約3年間(令和6年〜令和7年)に佐倉市議会で取り上げられた「西志津スポーツ等多目的広場(西志津多目的広場)」に関する質疑・答弁を整理したもの です。
議会での質問内容と執行部の答弁(市長・部長等)をまとめました。
ただし、佐倉市議会の 公式全文議事録にはアクセスできる範囲が限られるため、一部は要旨・解説情報を含みます。
📌 佐倉市議会における西志津スポーツ等多目的広場に関する質疑(過去約3年分)
① 令和6年2月定例会(2024年3月4日)
質問者:敷根 文裕 議員(さくら会)
主題:広場(西志津スポーツ等多目的施設用地)の今後の活用ビジョン
要旨(質問)
昭和12年の取得目的(消防用地、スポーツ用地、防災拠点)に加えて「多目的広場」として活用されている現状について市の考えを問う。
市民による利用実態(ウォーキング、ラジオ体操、イベント)を踏まえ、今後どのような方向性を考えているか。
西田市長(答弁)
当用地は 「暫定的に多目的広場 として利用されているが、「暫定利用」のまま継続することが佐倉市全体の市民サービスに資するかについては判断が必要」との考えを明言した。
今後の在り方について検討していく。
② 令和6年6月定例会(2024年6月10日)
質問者:高木 大輔 議員(さくら会)
主題:暫定的利用の現状と今後の検討状況
要旨(質問)
2月定例会答弁でも示された「暫定利用」という考え方について、最新の協議状況(関係部局の意見交換等)を確認。
魅力推進部長(答弁)
平成12年以降、暫定的に利用されてきているが、 暫定利用が市全体のサービスとして適切かを検討している段階。
令和6年度に関係部署で協議を開始しており、今年度も引き続き議論を行っている。
③ 令和6年8月定例会(2024年9月2日)
質問者:斎藤 明美 議員(さくら会)
主題:暫定利用の判断時期と進捗
要旨(質問)
前回議会答弁を踏まえた上で、 今年度に入って進められている協議の進捗状況 を問う。
魅力推進部長(答弁)
平成12年の取得目的は維持しつつも、暫定利用の適否について庁内で意見交換を行っている。
先月(8月)関係部署が集まった意見交換会を開催し、今後も方向性に関して検討を継続する。
④ 令和7年2月定例会(2025年2月)
質問者:平野 議員(さくら会)
主題:暫定利用に関する継続議論
要旨(質問)
令和6年度中に複数回の意見交換会・意見照会が行われていることを踏まえて、 現時点での進捗や次のステップ を問う。
魅力推進部長(答弁・概要)
令和6年度を通じて複数回議論を実施しており、今後も検討を進めていくとの趣旨。
⑤ 令和7年6月定例会(2025年6〜7月)
質問者:三谷 英継 議員
主題:意見交換会等の成果と今後の市民意見の反映
要旨(質問)
庁内の意見交換・協議は行われているが 具体的な活用アイデア、計画が策定されていないとの情報 がある。
市民意見をどう計画に反映していくかも併せて問う。
魅力推進部長(答弁・概要)
関係部署で検討はしているが、現時点では 具体的な計画には至っていない。
市民意見の反映方法については最適と考えられる方法を検討する段階。
⑥ 令和7年11月〜12月定例会(2025年11〜12月)
質問者:密本 議員(さくら会)、髙橋 とみお 議員(一般質問)
主題:暫定利用の根拠と「利用目的の在り方」
要旨(質問)
平成12年の取得目的に基づく位置づけと「暫定利用」呼称の是非について質問。
消防署移転が進まなかったことを暫定利用の根拠としていることについて、その妥当性と今後の扱いを問う。
さらには 一部売却の検討が政府回答として示されている との内容が示された。
※この点では「売却」も活用案の一つとして挙げられたとの答弁あり。
行政側答弁(一部)
生涯スポーツ課のほか資産経営課等を含めた協議体が設置され、複数回検討している。
各会議等の概要・検討回数等について詳細に答弁あり(意見交換会/検討会等)。
暫定利用の根拠(消防署予定地が進まなかったこと)についても行政見解として示した。
🧠 補足
**「西志津スポーツ等多目的広場」**自体は平成12年に消防用地・スポーツ用地として取得後、暫定的に多目的広場として利用されてきました。
市議会側では「暫定利用の意義と今後の方向性」「市民サービスに資するか」「取得目的との整合性」といったポイントが度々問われています。
佐倉市議会において 「西志津スポーツ等多目的広場」については、過去3年より前は、議会での直接的な質疑は比較的少なく、継続的・集中的に議論され始めたのは令和5年(2023年)以降です。
以下に、確認できる範囲で 令和2年〜令和4年(2020〜2022年)頃の状況を整理します。
佐倉市議会における質疑(令和2年〜令和4年頃)
① 令和4年(2022年)頃
状況:明確な個別テーマとしての質疑はほぼ確認されず
西志津スポーツ等多目的広場は、
生涯スポーツ課の所管施設
「スポーツ施設・多目的広場の一つ」として一般的に扱われていた
この時期の議会では
公園整備
スポーツ施設全体の維持管理
市有地の有効活用
といった包括的な議論の中で間接的に触れられる程度
特徴:売却・用途見直しなどの具体的議論はまだ顕在化していない
② 令和3年(2021年)
主に施設維持管理・市有地管理の文脈
議会での議論テーマ:
スポーツ施設の維持管理費
市有地の未利用地活用
公共施設再配置
ただし、「西志津スポーツ等多目的広場」を明示しての
売却
廃止
用途変更
といった質疑は確認されていない。
③ 令和2年(2020年)
直接的な議会質疑は確認されず
この時期は:
通常のスポーツ施設として扱われていた
暫定利用状態は継続していたが、議会問題として顕在化していない
転機となった時期
令和5年(2023年)頃から議論が急増
この頃から:
「暫定利用の見直し」
「取得目的との整合性」
「市有地としての活用検討」
「売却を含む検討」
などが議会質問として明確に出始めました。
これは主に:
公共施設マネジメント
市有地の有効活用検討
資産経営の観点
が強まったことが背景と思われます。
この様に、
数年前から暫定的利用と言われ始め、
公有財産等利活用推進会議にて一部売却を含めて検討され始めた。
広場の危機を感じた市民団体(未来の会)が署名活動を行いと共に「市民への情報公開と市民との対話」を求めて請願書提出
この署名活動が「事実と違った内容で拡散、市民に対して多くの誤解」とされ、「噂や憶測など事実と異なる情報」と市が認識とされている。
⇒「広場の一部売却を含めて検討する」と議会で答弁されているのは議事録にある通り事実です。何故に事実と違った内容、噂や憶測とされているのか?
請願を議会で棄却
6月議会では、広場の利用実態を調べ、その情報を公開し、佐倉市市民全体から意見を伺うという流れになった。但し、近隣住民との対話については触れられていない。
【ご存じですか?】多目的広場の今後について
「今後どのような形で意見を聴取集約していくかといった点につきましては、今後合わせて検討します」という答弁には、利用者・地域住民・市民団体・行政による協議の場を設置するゆえの回答がされていませんでした。皆さん、これからの広場について一緒に考えてもませんか?
本サイトは、佐倉市市民協働推進条例の理念に基づき、
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ー 西志津多目的広場の未來を考える会 2026/06/04 -